整体ブログ

2017年2月 7日 火曜日

ザ・グレートマザーOsekkai 高橋恵「心の教育」を語るⅣ

ザ・グレートマザーお節介 高橋恵「心の教育」を語るⅣ

窓から遠く富士山が見える。
ちょうど夕日に照らされていい眺めだ。

東を見るとスカイツリーがビルの合間にそびえて居る。
ベランダからは東京の街が一望できる高橋亭である。

小さいグランドピアノくらいの白い三角のテーブルが
2つ正方形になるように置いてある。

長方形の二十畳余りのリビングに8畳余りの
アイランドキッチンが張り出していて広々している。

顔見知りのパーソナルシェフとろみさんと
そのテーブルをセットするのを手伝った。

三角形の長辺を一直線になるように
二つ並べる。

なるたけ多く座れるようにテーブル間を離し
いすを並べる。

24席要るの、とくるみ亭さん。
結局スタッフはお料理をこしらえながらの立ち見。
http://chienowa80.net/archives/1029

30名余りが集まった。
うち男性3名。

20代から40代のピチピチ女性達だ。
就学前の子供が数名活発に動いている。

テーブル席の後ろの窓際の腰掛に僕は陣取った。
テーブル席は若いフェロモンが充満していてクラクラする。

みな若々しく前向きで意欲的で情熱を傾けて聴こうとしている。
その中に居るとフェロモンが邪魔して話が頭に入ってこなかったり
興奮して眠れなくなると困るので一歩下がった位置にしたのだ。

女性にはわかるまい。
こう見えても現役男子なのだ!(笑)と見栄を切っておこう。

椅子が満席になり室内は「女のおしゃべり」で
はちきれんばかりに膨らんでいる。

しかし何とも和やかで平和的で情熱的
かつエネルギッシュな雰囲気だろ。

前回蔵前での催しでも感じたことだ。
女性の持つ「和」のエネルギーとでも言ったらいいか。

そうかこの女性の醸し出す「和のエネルギー」が
人と人を繋ぐコミュニケーションに肝心なものなのかもしれない。

心しておこう。
当日のグレートマザーは風邪ひきで軽い咳が残っている。

少しでも咳が軽くなればと施術をすることに。
「咳」とは体の防御反応でいけないものではない。

ばい菌やエヘン虫を体外に出そうとする
本来身体に備わっているメカニズムである。

肺や気管などにばい菌が居れば咳が出る。
だからそういう場合は咳を止めてはいけない。

病状のピークが過ぎても長引くようだと
咳が二次的にトラブルのもとになる。

長引くにはそれなりの影響部があるのだ。
調べさせてもらうと肋骨の歪みが咳を助長している。

その肋骨の歪みを作っている影響部は
巡り巡って左の足首の歪みに行きついた。

ツボに微刺激を与え肋骨の改善を確認した。
つぎの治療点へ移ろうとしたが開演時刻になりそこまでとなる。

準備でみな忙しそうにしているので
治療を申し出るのを遠慮したことを少し悔やんだ。

咳をしているマザーがいるのだからそれこそ
お節介をやく場面であったろうにと。

もう15分早く始めていれば鎮められたであろうにと。
嗚呼!まだまだ修行が足りん!

でも、いい教訓を貰った。
治療は押し売りするものじゃないと思ってきた。

病気の原因やいきさつ成り立ちは
個々人様々で複雑に絡み合っている場合が多い。

心理的な問題が身体的なトラブルとなっているものもある。
病気であることで救われていたり

病気を隠れ蓑にしてようやく社会と関われるものもいる。
病人という弱者や被害者の立場に居たい人もいる。

押しつけがましい奴だ。
売り込もうとする下心でもあるのか。

などと思われたくない。
そんな思いもあると気が付いた。

しかし、そこの考え方がまだ詰められてないのだな。
渡りに船と喜ばれることもあるはず。

場面や、状況、関係性など考慮して
答えを出しておかなかった甘さが露呈したのだ。

やはりマザー高橋の周りにはいいエネルギーがあるようだ。
自分の問題点に気が付かされるのだから。

つづく


投稿者 ウチダ接骨院

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